6月21日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、豪快な“満塁ホームラン返し”をした楽天のフランコが、野球ファンの間で話題となっている。
7回裏・日本ハムの攻撃で、主砲・レイエスが“意地のグランドスラム”を放ち、3-8。完全に勝負あったかに見えたこの試合、追いすがる楽天は、続く8回表の攻撃で、2死ながらも満塁と、脅威の粘りを見せることに。ここで打席に立った7番・フランコは、代わったばかりの日本ハム3番手・ザバラに対し、ボールをしっかりと見極めてフルカウントとすると、勝負の6球目、真ん中低めいっぱいのコースへと投じられた160キロのストレートをフルスイング。打球は快音を残して左中間方向へと鋭く伸びながら舞い上がり、そのまま高速で着弾するまさかの満塁弾に。苦しみながらも腐らずにひたむきな努力を続けている“元・MLB130発男”フランコによる一発で、楽天は7-8と、一気に1点差まで詰め寄ることとなった。
このフランコの“満塁ホームラン返し”に、一度はすっかり意気消沈となっていたスタンドの楽天ファンも大歓喜。またネット上の野球ファンからは「二軍で腐らずよくここまで来てくれた」「史上初の外国人同士の満塁弾返し」らしい 歴史的瞬間を見れたのは嬉しい」「フランコのフルスイングからの確信ほんとにカッコ良すぎる もうどこにも行くな」「漢のストレート一点張り、マン振りそして確信 かっこよすぎるか」「160キロ低め打てるのヤバすぎ ザバラは落ち込まなくて良いと思う」「メジャー130発は伊達じゃないですねぇ」といった様々な反響が寄せられている。