K-1レジェンドの魔裟斗が、大事なトーナメントを直前に控えた“戦友”のブアカーオを訪問。本人と顔を合わせる前に遭遇したブアカーオの超ド派手なポルシェに驚きの様子を浮かべた。
7月7日(日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』。その「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」決勝ラウンドに、あのブアカーオ・バンチャメーク(タイ)が出場する。ワイルドカードで42歳の鉄人がK-1のリングに帰ってくる。
ブアカーオは戦績もインパクトも一級品。2004年に開催されたK-1 WORLDMAX世界トーナメントでは魔裟斗や小比類巻貴之を撃破して優勝。2年後、06年の同トーナメントにおいて、佐藤嘉洋やアンディ・サワーといった名だたる強豪を寄せ付けず2度目の優勝を手にした。
2019年から3年間の休養を挟んで22年に復帰。記憶に新しいところでは、23年5月にRIZINの舞台で安保瑠輝也とドロー。翌3月は同じくRIZINで木村“フィリップ”ミノルを2RKOで完膚なきまでに叩き潰すなど、衰えるどころか進化を遂げている。
トーナメントを目前に控え、ブアカーオのもとを訪れたのは、ブアカーオのことを“戦友”と称するK-1レジェンドの魔裟斗。K-1 WORLD MAX 2003、2008を制しており、ブアカーオとは2004年、2007年の同大会でしのぎを削った文字どおりの“戦友”だ。
チェンマイから車を走らせること1時間半でブアカーオ・ビレッジに到着。ここはブアカーオが土地を買って開発している選手村で、宿泊施設のほかにカフェなども併設されている。ここで、魔裟斗がまっ黄色なド派手なポルシェを発見。驚いた様子を浮かべつつも「ブアカーオは黄色が好き」とするエピソードを明かした。
その後、ブアカーオと念願の再会を果たし、ミットを持った魔裟斗。練習後には“黄色い”ラインが入ったトレーニングウエアをプレゼントすると、ブアカーオもご満悦だった。