【MLB】ドジャース 5-3 ブリュワーズ(7月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手の驚愕アーチは、ブリュワーズ・ハドソン投手にとって泣きっ面にハチというべき災難となったようだ。
大谷が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場すると、第4打席でダメ押しとなる一発を放ち、ドジャースの勝利に貢献した。この時、大谷から被弾したハドソンのリアクションが話題となっている。
ナショナルリーグ中地区と西地区の首位チーム同士のカードとなり、「プレーオフの前哨戦」とも称されたこの一戦。試合はドジャースが終始リードしていたが、8回表にブリュワーズが追い付いてスコアは3-3の同点としていた。
流れに乗ってきたブリュワーズは、8回裏から3番手のハドソンをマウンドへと送った。ここまで4勝0敗、11ホールドに防御率は1.17という素晴らしい投球を見せているセットアッパーを起用して逆転勝利をもくろんだが、それはもろくも崩れ去ることに。
マウンドに上がったハドソンはいきなり代打で登場したバルガス外野手に本塁打を浴びて勝ち越し点を献上。続くテーラー内野手はサードゴロに打ち取ったが、ホームチームであるドジャースが勢いづいたのは明らか。その中で、メジャー屈指の人気選手である大谷が打席に入ったため、ドジャースタジアムのボルテージは最高潮に達した。
こうなると苦しくなったのはハドソン。大谷に対し、初球は125キロのスライダーから入ったが、打つ気満々の大谷はこれに手を出してファール。どこに投げても打ってやるとばかりに大谷はハドソンを睨みつけていた。
その中でハドソンが2球目に投じたのは138キロのカットボールだったが、コースは大谷が最も得意としている内角低めへ。この絶好球に対し、大谷は問答無用とばかりにフルスイング。すると打球は鋭い打球音とともに大きな弧を描いて、そのままドジャースタジアムの右中間へと消えていった。
打球速度は109.9マイル(約176.9キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)を記録するなど、打った瞬間誰もが本塁打を確信するような当たりを打たれたとあってか、打たれた直後、ハドソンは振り返って打球の飛んで行った様子を確認。大谷が一塁へと向かう際にはうなだれるように両手を膝について愕然としていた。その際のハドソンの表情は虚無顔というべき表情を浮かべていた。
勝ち越し点だけでなく大谷に完璧な一発を浴びたということもあり、ハドソンはここでマウンドを降り、ザストリズニー投手がマウンドへ。大谷が大歓声に包まれるのとは対照的なグラウンドの去り方となった。
被弾したハドソンの愕然とした表情を見た視聴者たちは「ピッチャー愕然としてるやん」「やられたーってかんじだなw」とハドソンに同情するようなコメントが見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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