【MLB】ア・リーグ 5-3 ナ・リーグ(7月16日・日本時間17日/アーリントン)
カブスの今永昇太投手がナ・リーグの番手としてリリーフ登板。1イニングを無失点、被安打0、奪三振1の内容でマウンドを降り、自身初出場となったオールスターの舞台で好投をみせた。
ナ・リーグの4番としてマウンドに上がった今永は、ゲレーロJr.を148キロのストレートでセカンドゴロに打ち取ると、続くラッチマンに対してはスライダーで球宴自身初の三振を奪った。そして、2死からセミエンもレフトライナーに打ち取りスリーアウトとすると、胸に手を当て人差し指とグラブを上げる仕草を見せながら、マウンドを降りた。
3-3の同点でマウンドに上がり、4回の1イニングを無失点に抑え、直後にナ・リーグが勝ち越せば勝利投手の可能性もあったが、チームは5回に2点を奪われ逆転され、最終的に試合にも敗れたため、2021年の大谷翔平以来3年ぶりの日本人勝利投手とはならなかったが、この時点でナ・リーグの投手として唯一、三者凡退に抑える好投だった。
今永は今シーズンの前半戦、17試合に登板して8勝2敗、防御率2.97の好成績を収め、オールスターに選出。日本人選手としては2023年の千賀滉大以来9人目となる、メジャー1年目での球宴選出を果たした。
この日は大谷も日本人としてイチロー以来2人目、“柵越え”では初のホームランを放ったが、ナ・リーグの代表として大谷とともに躍動した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(c)aflo
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