<大相撲七月場所>◇三日目◇16日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
筋肉隆々のイケメンボディ力士が、スマートに取組前のルーティンを行うとファンからはその隙のない姿に「四股も美しいんかい!」「かっこいいなあ」など感嘆の声が寄せられた。
その力士とは、三段目三十九枚目・雷道(雷)。学生時代、相撲の経験がなかったが、柔道のバックボーンを持ち、元小結・垣添の雷親方が自らスカウトする形で、角界入りを果たした。身長182.8センチ、体重95.4キロと細身の体型だが、筋骨隆々で背筋もバキバキ、ソップ型力士として注目度はうなぎ登り。ファンからは「ネリー」の愛称でファンに親しまれている。
そんな雷道が土俵に上がると、視聴者は「ネリーかっこいいなあ」「ネリーぐうイケメン」「雷道はかなりのホープだよな」などと早速盛り上がった。美しい筋肉で魅了した直後には、打点の高い四股を踏み、コメント欄には「綺麗な四股」などの反応があった。
一挙手一投足で注目を集める雷道と対する、三段目四十枚目・相馬(二子山)も期待の若手力士。2019年に全国中学大会で栃木県勢初の団体優勝を経験し、進学した黒羽高の相撲部時代には、全国高校総体で12年ぶりの団体8強に貢献した逸材だ。
期待の若手同士の一番となったが、雷道と相馬は組み合うと、投げ合いとなり、際どい勝負だったが、軍配は相馬に上がった。決まり手は「上手投げ」で、相馬は2連勝、雷道は初黒星を喫した。この戦いを受けて、コメント欄には「相馬投げの打ち合いに勝った!やるな」「雷すごい粘り」と、両者を労う声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)