<大相撲七月場所>◇九日目◇22日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
幕下力士が力士のイメージの“斜め上”を行く目まぐるしいスピードの攻めを展開。怒涛の突き押しと身軽な動きを見せ、館内を大いに沸かせた。力士のイメージとはかけ離れたスピード、身のこなしにファンからは「運動神経どうかしてる」「観てて楽しい相撲」と興奮の声が続出した。
幕下二十三枚目・東俊隆(玉ノ井)が幕下二十五枚目・鳴滝(伊勢ノ海)を突き落としで下し、3勝目の勝ち星を挙げた。
立ち合いもろ手で当たった東俊隆は、回り込んだ相手に素早くついていき、高速で突っ張りの連打を浴びせた。はたかれても落ちない強靭な足腰も発揮し、最後は突っ込んでくる相手を身軽にかわすと突き落としで勝利。東俊隆の素早い身のこなしに客席からは「おお!」と歓声が沸き起こり、拍手も送られた。勝った東俊隆は3勝目。敗れた鳴滝は3敗目を喫した。
身長174センチ・体重97.6キロと小柄な体格ながら、スピード感あふれる動きで勝負を制した東俊隆。取組を受けて、ファンからは「すっげ!」「機敏」「運動神経どうかしてる」「観てて楽しい相撲」「最後の追撃もよかった」と驚きや称賛のコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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