【マイナビオールスターゲーム2024】パ・リーグ － セ・リーグ（7月23日／エスコンフィールド）
新たな二刀流の誕生に北の大地がどよめいた。北海道日本ハムファイターズの山崎福也投手が、"2番・DH"でまさかの打者出場すると、得意のバッティングで目の覚めるような流し打ちを放った。
第1戦の舞台は、北海道のエスコンフィールドHOKKAIDO。日本ハムの本拠地ということもあり、スタメンは日本ハムの選手たちや、過去に在籍した選手たちが名前を連ねた。
そんなメンバー表の中で一際目立ったのが“投手兼2番・DH”で起用された山崎だ。この日は先発としてマウンドにも上がっており、リアル二刀流での出場となった。
すると1回表、阪神タイガースの近本光司外野手、読売ジャイアンツの丸佳浩外野手を連続三振に打ち取り、3番・横浜DeNAベイスターズの牧秀吾を投ゴロに仕留めた。
その裏、1死走者なしで打席に入った山崎は、カウント1-1から才木浩人投手のストレートを流し打ち。三遊間を破るクリーンヒットに、解説を務めた杉谷拳士氏は「おいおい、嘘だろ？」と驚き。同じく解説の糸井嘉男氏も「嘘でしょ？ほんまに？ハハハ」と大笑いとなった。
さらに糸井氏は「一年くらいかけて野手としてやったら3割は打ちます。首位打者争いするくらいのセンスありますよ」と山崎のバッティングセンスに脱帽した。
視聴者からもコメント欄で「もうセ・リーグ行った方がいい」「まじでバッティングうますぎ」「センスの塊やね」「山崎はマジで打撃いいからね」といった声や「リアル二刀流だ！」「もう大谷翔平やん」「これは大谷」などドジャースの大谷翔平投手と比較する声も多く見られた。
山崎といえば、日大三高時代には3年の春にセンバツ甲子園に出場し、準優勝を経験。大会中に13安打を放ち、1大会における通算安打の最多タイ記録を残していた。
今シーズンも5月30日に行われた阪神との交流戦でセンター前タイムリーを放つなど、プロ入り後は28打数、7安打、2打点、打率.250の成績を残している。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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