「さすが大谷が認めし男」ソフトバンク・近藤がまるで「和製ボンズ」豪快“フォロースルー”弾に球場大熱狂の瞬間

【写真・画像】ソフトバンク・近藤が「和製ボンズ」豪快“フォロースルー”に「さすが大谷が認めし男」芸術的内角捌きの瞬間　1枚目

【映像】近藤“小ボンズ”打法で劇的V弾の瞬間

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【マイナビオールスターゲーム2024】パ・リーグ 6－11 セ・リーグ（7月23日／エスコンフィールド）

　和製バリー・ボンズ誕生の瞬間だった。福岡ソフトバンクホークスの近藤健介外野手が、ホームランダービーに出場。美しいスイングからの豪快なフォロースルーにエスコンフィールドHOKKAIDOが大盛り上がりとなった。

【映像】近藤“小ボンズ”打法で劇的V弾の瞬間

　近藤が、オールスターゲーム第1戦のホームランダービーに登場。準々決勝で横浜DeNAベイスターズの牧秀吾内野手と対戦すると、最後の一振りで勝負を決めて4-3で勝利した。準決勝では北海道日本ハムファイターズの万波中正外野手に勝利した、読売ジャイアンツの岡本和真内野手と対戦した。

　先行の岡本が6本を放ってかなり有利な状況かと思われたが、近藤はまたも最後のボールでフェンスオーバー。6-6に持ち込んで延長戦に突入した。1分間の延長戦では先行の岡本は4本のアーチを放つ。一方の近藤は、初球こそ打ち損じるもそこから3連発。残り14秒で4本目を放つと、ラスト1球を思いっきり引っ張り込むと、鋭い打球はライトスタンドへ一直線。勝利を確信する一打に、近藤はガッツポーズを見せた。

　この試合の解説を務めた杉谷拳士氏は「インコースの捌き方が芸術的。なんて男だ。しっかりとドラマを起こす男」と大興奮。同じく解説の糸井嘉男氏も「すげぇなこれは。こういうことするんやな。いやすごい本当にすごい」と言葉を失っていた。

　さらに2人は近藤の豪快なスイングに注目。糸井氏は「まるでバリーボンズやな」と発言すると、視聴者もコメント欄で「確かにこれはボンズ」「和製ボンズきた」「これは小ボンズ」と反応。さらに「さすが大谷が認めし男」「これは天才打者だわ」「最後絶対打つのヤバすぎでしょ」と近藤のバッティングセンスに大興奮となった。

　稀代のヒットメーカーとして日本ハム時代に安打を量産してきた近藤だったが、ソフトバンクにFA移籍して初年度となった2023年は自己最多となる26本塁打で、初めての本塁打王に輝いた。長打にも磨きがかかり、今季も13本塁打で、山川穂高内野手に次いでパ・リーグ2位の数字を残している。さらに打率.321はパ・リーグの首位打者で、打点49は3位につけるなど三冠王も視野に入る好成績を残している。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）