ノートを取らない学生の増加について、日本大学危機管理学部教授/東京工業大学特任教授の西田亮介氏は「ぼくは学生時代も今もノートテイクができないし、しない。記憶力とデジタルツールに頼り切り」と打ち明けた。
「学生時代、ノートを取らない生徒は怒られた。ぼくは手書きに色々と問題があった(要は字が汚く、なぜか書く気もしない!)こともあり、“やる気がないノート”を書いては先生に注意されていた。だが、そもそも記憶の方法は人によって異なる。僕の場合は音読と視覚でスムーズに覚えることができることが後にわかった。研究の記録はクラウドツールに記録しておけば今では安心だ。暗記だけではなく、過程の理解など様々な目的に応じてノートテイクするかどうか、音読するか、見て覚えるか、動画を視聴するなどツールが豊かになったのだから各自に応じて道筋を選択できるようになればよい」
(『ABEMAヒルズ』より)



