【映像】ピッチャーに“異変”が起きた瞬間
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【マイナビオールスターゲーム2024】パ・リーグ - セ・リーグ(7月24日/神宮)

 マイナビオールスターゲーム2024のホームランダービーは、福岡ソフトバンクホークスの近藤健介外野手の初優勝で幕を閉じた。チームメートである山川穂高内野手との延長戦で盛り上がるなか、最も注目を集めたのがバッティングピッチャーを務めた栗原陵矢内野手だった。2日間で合計15分間、ボールを投げ続ける鉄腕っぷりに「栗原優勝」「栗原にも何か賞をあげて」とファンが大盛り上がりとなった。

【映像】ピッチャーに“異変”が起きた瞬間

 神宮球場で行われた第2戦は山川が勝ち進み、第1戦の勝者である近藤とソフトバンク同士による決勝戦を迎えた。注目の決勝で最も大きな声援を受けたのが、バッティングピッチャーを務めた栗原だ。

 前日の試合では、近藤のバッティングピッチャーを務めて延長戦含めて5分間右腕を振り続けた。すると第二戦のこの日は山川のバッティングピッチャーを務め、2試合4分間を投げ抜いた。

 注目の決勝では、栗原が続投。先行の近藤が8本のアーチを放つと、後攻の山川は最後の一振りで8本目をスタンドに放り込み同点に。延長戦突入が決まった瞬間、マウンド上の栗原は膝から崩れ落ちる。実況のDJケチャップ氏も「栗原がまだマウンドに立たなければなりません。そこが一番面白い」と伝える。

 すると疲労困憊の栗原に対してスタンドは「頑張れ栗原」と応援。さらにチームメートの周東佑京外野手はマウンドまで水を手渡しに行った。解説の中畑清氏は「延長あるの?これはきついよ」と言えば、ケチャップ氏は「MVPは栗原でいいでしょう」とこの日一番の活躍を見せる栗原を労う。

 迎えた延長戦では先行の近藤が5本を放ち、後攻・山川の4本を上回り初のホームランダービー優勝に輝いた。しかしファンは、近藤以上に栗原の活躍に心を揺さぶられたようで、「栗原の肩」「栗原優勝」のワードが『X』のトレンド入りするほど。

 またABEMAのコメント欄では「クリが優勝だわ」「ホームランダービーより栗原の投球ばかり見てたw」「栗原1人で投げ抜いたw」「まさに鉄人栗原w」「どんだけ投げてんだよw」「栗原2日間お疲れ!」といったコメントが並んだ。

 なお、栗原は2021年に行われたホームランダービーでは、当時オリックス・バファローズに所属していた吉田正尚外野手のバッティングピッチャーを務めて優勝に導いた。今回は近藤とのコンビで2度目の栄冠に輝いている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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