打撃部門の主要3項目で、いずれもナ・リーグの3傑に食い込む健闘ぶりを見せているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。そんな大谷が、今季“三冠王獲り”を狙う上で、最大級のライバルと目される顔ぶれについて、野球好きのフリーアナウンサー・山本萩子が言及した。
7月21日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、大谷の前半戦での活躍を振り返りつつ、今後、シーズン終盤に向って徐々に注目を集めるであろう大谷の“三冠王獲り”についても話題が及んだ。その際に山本は、大谷のライバルとして、現在、打点部門でリーグトップ、本塁打部門で2位のマーセル・オズナ(アトランタ・ブレーブス)、打率部門でリーグトップのクリスチャン・イエリッチ(ミルウォーキー・ブリュワーズ)の名を挙げた。
その上で山本は、「この2人は“イチローチルドレン”として知られています。イチローさんとご一緒にマーリンズ時代、プレーをしていた2人なんですよね」と言及。かつてイチロー氏がマイアミ・マーリンズに在籍していた時期(2015~2017年)に、同氏とともにプレーし、その影響を受けたとされる2人が、現在、大谷のライバルとなっていると発言した。
続けて「特にオズナ選手は自らを“イチローの弟子だ”というふうに公言しているほど。2人ともイチローさんのDNAを受け継いでいる選手で、キャンプでイチローさんにトレーニング方法を教えてもらったりとか」と、イチロー氏が与えている影響の大きさを踏まえつつ、「イチローチルドレンがホントに今、メジャーリーグで活躍を見せているところがあります」とコメントした。
すると、こうした話に耳を傾けていた元・サッカー日本代表の槙野智章が、現役時代から“イチローの愛弟子”として知られている川崎宗則に、「川﨑さんもイチローチルドレンでしょ?」と水を向けると、川崎は「何を言ってるんですか。チルドレンとかじゃないです、僕は。(イチローは)大先輩。(自分との関係は)先輩・後輩です」と、どこか慌てた様子で否定。「イチロー先輩です。先輩でございますから。野球界の上下関係はピシっとしてますよ」と、神妙な面持ちで語りつつ、深々と頭を下げて、笑いを誘うこととなった。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)