正面から受けた照ノ富士、足が揃って落ちた貴景勝 大関陥落の一番に「あああああ残念!」「泣ける」 大相撲 2024/07/27 07:06 拡大する <大相撲七月場所>◇十三日目◇26日◇愛知・ドルフィンズアリーナ 横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が大関・貴景勝(常盤山)を正面から受け止め、盤石の相撲ではたき込みで下し12勝目を挙げた。カド番の貴景勝はこれで大関陥落が決まり、ファンからは「あああああ残念!」「泣ける」「かなしみ」と悲痛の声が相次いだ。【映像】迫力の取組も大関陥落の一番 3場所ぶりに皆勤している横綱はやはり強かった。十三日目結びの一番。先場所途中休場し9度目のカド番で七月場所を迎えた貴景勝は、十二日目までを終えて7敗と後がない状況で横綱に挑んだ。立ち合い照ノ富士の圧力に押された貴景勝は、厳しく突き放すと、いなして必死の攻めを展開。手に汗握る攻防に客席から大歓声が飛び交った。だが最後は落ち着いて対応する照ノ富士にはたき込まれ、無念にも前のめりに突っ伏した。敗れて8敗目を喫した貴景勝は今場所負け越しとなり、大関陥落が決定した。勝った照ノ富士は12勝目を挙げた。 続きを読む