今大会はコース内を45秒滑るランを2本、1つの技を披露するベストトリックを5本行い、ランの得点の高い1本とベストトリックの得点の高い2本、計3本の合計点で競う。
東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗は、 最初のランで大きなミスもなく順調に得点を重ねたが、アメリカ勢に押され、ランが終わった段階で順位は4位に。
続くベストトリックに勝負をかけるが、まさかの3回連続で着地に失敗。1位の選手との点差が 96.98で暫定7位と崖っぷちに立たされた。
失敗が許されない最後のベストトリック。会場中の声援を受け、ゆっくり、そして軽快に滑り出した堀米は、270度回転してボードの後部をレールに滑らせる難易度の高い大技を成功させる。
その得点、なんと今大会最高得点の97.08。最後の得点が加算され、2位とわずか0.1ポイントの差で劇的な逆転金メダルを獲得した。
大会前は予選を思うように勝ち上がれず、 代表落ち確実かとまで言われていたが、土壇場で代表の座をつかみ、決勝で圧巻の逆転劇を見せた。
(『ABEMAヒルズ』より)
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