【写真・画像】【8/3】大谷フォーカス終了 1枚目
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【MLB】アスレチックス 6-5 ドジャース(8月2日・日本時間3日/オークランド)     

【映像】衝撃の33号“弾丸”3ラン

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場。5打数1本塁打で、9回に1点差に迫るスリーランを放った。大谷にとっては、3試合無安打、移籍後ワーストの19打席ヒットが生まれていない中で一発が飛び出したものの、あと1点が届かず、チームは逆転負けを喫した。

 沈黙が続く大谷の第1打席は、アスレチックスの先発エスティス投手の初球93.5マイル(150.4キロ)のストレートを打ってセンターフライに。続く3回の第2打席も、カウント1-0からの2球目、92.7マイル(149.1キロ)のストレートをたたくも、同じくセンターフライとなり、凡退スタートとなった。

 迎えた6回の第3打席は、エスティスと三度目の対決。変化球を駆使して際どいコースを突いてくる相手と駆け引きしながら、カウント1-2からの4球目のスイーパーを強振。これは一塁後方への強烈なファールに。続く5球目、今度は94.8マイル(152.5キロ)のストレートを捉えたが、打球はレフト前方へフラッと上がる打球に。ポテンヒットになりそうな当たりだなったものの、相手サードが後ろ向きでキャッチするスーパープレーで打ち取られた。

 続く7回の第4打席は、2死満塁の場面で訪れた。スコアは2-6と、一発が飛び出せば自身メジャー3回目のグランドスラムでかつ、同点に追いつくというシーンに、アスレチックスの本拠地オークランド・コロシアムは両者のファンのブーイングと歓声でボルテージは最高潮に達していた。

 大谷は、アスレチックスの3番手オースティン・アダムスと対峙すると、カウント1-2からの5球目、88.0マイル(141.6キロ)のスライダーを引っ掛けてファーストゴロに。期待に応える一打は生まれなかった。

 迎えた9回、第5打席のことだった。2死一、二塁の場面で打席に立つと、アスレチックスの5番手ファーガソン投手の投じた3球目、93.4マイル(150.3キロ)のストレートを強振。打球速度116.3マイル(約187キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)の弾丸でライトスタンドに飛び込むスリーランとなった。

 ドジャースは初回、大谷が凡退した後、ラックスがヒットで出塁し、続くテオスカー・ヘルナンデスのツーランが飛び出し先制に成功した。しかし4回裏、アスレチックスに2本の本塁打が飛び出し試合は振り出しに。さらに2点を奪われて先発ストーンが降板したが、続いてマウンドに登ったケリーはいきなりツーランを浴びてしまった。

 逆転を許し、スコアは一気に2-6となると、ドジャースはその後も追撃できず。迎えた9回、大谷の第5打席でスリーランが飛び出して1点差に迫ったものの試合は5-6で終了、チームは3連敗となった。

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