【WRC】第9戦 ラリー・フィンランド(8月4日/デイ4)
トヨタ・ガズーレーシングWRTのエースドライバーが、首位走行中の最終日にクラッシュ。優勝目前で起きた不運なアクシデントに現地は騒然となった。
「ラリー・フィンランド」にトヨタから参戦したのは、カッレ・ロバンペラ、エルフィン・エバンス、セバスチャン・オジエ、勝田貴元、サミ・パヤリの5名。前戦終了時点のマニュファクチャラー選手権で、トヨタはヒョンデと1点差の2位につけていた。フィンランドはファクトリーを構えるチームにとってホームイベント。さらに2年連続チャンピオンのロバンペラは開催地のユヴァスキュラ出身でもあり、デイ1から好調な走りを続け、SS18終了時点で総合トップをキープしていた。
しかし、残りあと2ステージとなったSS19。ロバンペラのGRヤリスは、左コーナーの侵入で路面に落ちていた石に乗り上げてスピンを喫すると、そのまま横転してコースオフ。ゴールまであと約400メートルの地点でリタイアとなった。
チームメイトで通算8回チャンピオンのオジエも、走行後のインタビューで「(ロバンペラをリタイアに追い込んだ)あの石は本当についてなかったと思います。残念なことですが、ラリーはそういうものだと諦めることも必要かもしれません」とのコメントを残した。
なお、アクシデントに見舞われたロバンペラ組のクルーは無事が確認されている。
最終的にそのオジエが総合優勝を飾ったものの、マニュファクチャラー選手権ではヒョンデとトヨタの差は20点に拡大。今季最多のクラッシュが起きたラリー・フィンランドで、王者ロバンペラとトヨタは最終盤の不運に泣いた。