「踏み直し」をしたのは、「踏み忘れた」からではなかった。5日(日本時間6日)、ドジャースの大谷翔平投手がフィリーズ戦に先発出場。34号ホームランを放った際、いったん一塁に戻ってベースを踏み直したが、中継カメラは大谷が当初から一塁を踏んでいた様子を捉えていた。
場面は8回の第4打席。大谷は相手投手のチェンジアップを捉え、ボールは左中間へ。高々と舞い上がった打球は、飛距離384フィート(約117.0メートル)で、スタンド最前列に飛び込むホームランとなった。
MLBデータサイト『Baseball Savant』によると、メジャー全30球場中6球場のみでホームランとなる打球だったため、最後まで柵越えか否か確信できないボールだったが、大谷はスタンドインを見届けた直後、一二塁間で停止すると、一塁に戻ってベースを踏み直したことがSNSでも話題となった。
しかし、のちに映された中継映像には、もともと大谷が一塁ベースを踏んでいた様子がしっかりと収められていたのだ。大谷は6月25日(同26日)のホワイトソックスで放った24号ホームランの際もベースを踏み直しており、“珍事”は今季2度目。この時も打球を目で追い、右手にバットを持ちながらも、当初からしっかりと一塁ベースを踏んでいた。
ともに「踏み忘れ」ではなく、「踏み直し」をせずとも得点は認められていたはずだが、今季のHR平均飛距離=127.2メートルを誇る大谷にとって、異例の短距離弾であり、その意味でも珍しい一発となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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