【MLB】ドジャース 9－5 パイレーツ（8月9日・日本時間10日／ロサンゼルス）
名物記者も思わず驚く圧巻のアーチだった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパイレーツ戦に先発出場すると3回の第2打席で今季35号となるホームランを放った。打った瞬間に確信する見事なアーチに、ノア・カラムス記者がコメントしている。
ドジャースが1-0と1点リードで迎えた3回裏、1死一塁で大谷にこの試合で2度目の打席が回ってきた。なんとしても追加点が欲しい場面。大谷はカウント1ボール2ストライクからの4球目を捉える。解き放たれた打球はセンターのフェンスを軽々超え第35号ホームランとなった。1打席目は空振り三振に倒れていた大谷だったが、この打席では見事にリベンジした格好だ。
この一発はMLB公式データサイト『Baseball savant』によると、打球速度113.9マイル（約183.3キロ）、打球角度30度、飛距離448フィート（約136.6メートル）とのこと。手応えがばっちりだったからなのか、スイング直後に大谷は走り出すことなく、確信歩きならぬ確信仁王立ちで打球の行方を追っていた。
その様子をドジャース・ネーションなどに寄稿するノア・カラムス記者は「ショウヘイのホームランはあまりにも壮大で、本人も立ち止まってしばらく見入ってしまうほどだ」と自身の『X』に投稿。大谷の特大ホームランを端的に表していた。
大谷は2年連続の本塁打王、史上6人目の「40-40」（40本塁打、40盗塁）に向けて、一歩ずつ着実に突き進んでいる。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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