“初音ミク”がトレードマークのグッドスマイルレーシングに、朝日奈央が気になる“お金事情”を直撃取材。スポンサー料やドライバーの年俸など知られざる実態について聞き出した。
8月4日、富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第4戦決勝。その翌日に放送されたダイジェスト番組『ABEMA SUPER GTダイジェスト』では、「SUPER GTを学ぶ」企画のもとスペシャルサポーターの朝日奈央が、スーパーGTの“お金事情”をテーマに現地でインタビューを行った。
一回のレースに数千万円、マシン本体ともなると数千万円〜億単位と、莫大な費用がかかるスーパーGT。その活動を支えているのが、企業や個人からなるスポンサー料だ。
グッドスマイルレーシングを運営する『株式会社グッドスマイルカンパニー』取締役 上村貴夫によると、「屋根の上かつ、小さいもので10万円から。ちょっと大きいもので30万円」とのこと。
すると、朝日奈央は、レースに掛かる費用と比べて「安く感じる」と、おもむろに自身がプリントされたA4サイズの写真を取り出し、ボンネットに貼る場合の金額を尋ねた。
上村取締役は「ボンネットだったら1000万円くらい欲しいですね」と驚愕の金額を回答。驚きを見せながらも「そこはなんとか」と食い下がる朝日奈央は、続けて、証明写真サイズの写真を取り出した。上村取締役は「そこまで小さいのは過去にないんですけど、1万円。ただしタイヤの裏側」と冗談を交えると、朝日奈央は「見せる気ないじゃないですか!」とすかさずツッコミを入れた。
これにはABEMA視聴者も「ほんまスポンサー様様や」「目立つところは高いのか」「色々とGT学べるっ!」「上村さんが出てくるとは!」と普段はなかなか聞くことができないスーパーGTのお金事情に、ABEMAコメント欄で大盛り上がりを見せた。
また、「お金の話は谷口選手に聞くように」という指示を受けた朝日奈央は、同じくグッドスマイルレーシングのレジェンド 谷口信輝にレーシングドライバーの給与形態について切り込んで質問。
谷口は「基本的にはチームや自動車メーカーとの年間契約の年俸制が主だと思います。我々グッドスマイルレーシングはしっかり軍資金があるので、僕はしっかりお金を貰って、しっかり走っています。私は潤っております !」と具体的な金額こそ避けつつも、相当な額をもらっていることを匂わせた。
また、「(高価な)マシンを壊すと怒られるか」という質問には、谷口は「我々のチームはとてもいいチームなので、壊してもごめんで済ませられる」としつつも、「持ち込みドライバーや、予算がないチームだと、壊してごめんじゃすまないかもしれない」とドライバーにかかるプレッシャーも吐露した。
(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)