8月11日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に、大谷取材歴7年の記者・斎藤庸裕氏がリモート出演。このところホームランを連発するドジャース・大谷翔平投手の現在の調子について言及した。
長い滞空時間が印象的だった今季第34号弾や、打球速度約187キロ、推定飛距離約137メートルとなった第35号など、既に本塁打の量産体勢に入ったとう声も聞こえてくる最近の大谷。番組では、大谷の“番記者”でもある斎藤記者に話を聞くこととなった。
斎藤記者は「あんまり本調子じゃないと思いますけど、それでも打ってしまうあたりがスゴいなっていう気がしますね」と大谷の打撃の調子について分析。
“本調子ではない理由”については、「速い球にちょっとタイミングがズレてる感じ。35号はスライダーだったんですけど、タイミングが合った。速い球は振り遅れてる感じがするんですけど、変化球は合ってるというか。捉えればホームランにできるパワーがあるので、そのあたりがスゴいなという気がします」と、速球への“振り遅れ”があるところに調子が今ひとつであると感じはするものの、それでもバットで捉えさえすれば造作なくスタンドインさせることができるという点に、大谷のスゴさを感じると語った。
タイトル争いが激化するであろうシーズン終盤に向かって、大谷がどのように調子を上げて活躍することとなるのか、野球ファンの注目が集まりそうな気配だ。
(『ABEMAスポーツタイム』)