「ここまでの長考は見たことがない」渡辺明九段が大長考の43手目を封じる 藤井聡太王位との注目の第4局はほぼ互角のまま2日目へ/将棋・王位戦七番勝負 将棋藤井聡太,渡辺明 2024/08/19 18:40 拡大する 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、22)に渡辺明九段(40)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負は8月19日、佐賀県唐津市の「洋々閣」で第4局1日目の対局を行い、渡辺九段が43手目を封じて指し掛けとした。あす20日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。【映像】どっちを選ぶ!?藤井王位の穴子丼と渡辺九段の海鮮丼 防衛5連覇で“永世王位”獲得を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う渡辺九段が挑戦する注目の七番勝負。シリーズ成績は藤井王位の2勝、渡辺九段の1勝で推移している。佐賀県唐津市を舞台に争われている第4局は、渡辺九段の先手で「矢倉」の出だしに。対する藤井王位は、急戦含みの進行から飛車を5筋に移動させ矢倉中飛車に構えた。前例がある将棋だが、藤井王位から別の道を選び未知の局面へ。先手の攻め対後手の受けの形で、じりじりとした戦いへと進行した。 続きを読む 関連記事