8月15日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、古巣・西武相手に“滞空時間6秒超え”の驚愕弾を含む3本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高が、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】驚愕アーチで“ドヤ顔確信歩き”まず1回表・2死一塁の場面で第1打席を迎えた4番・山川は、西武の先発・與座海人の初球、ボール気味に投じられた高めの釣り球を豪快にフルスイング。打った瞬間に、山川が“確信のドヤ顔歩き”をはじめることとなったこの一打は、レフト方向へと高々と舞い上がり、そのままゆったりと伸び続けて上段へと着弾。古巣相手にいきなり先制弾を叩き込むこととなった。
そして山川は、4-2、ソフトバンクが2点リードで迎えた5回表、1死二塁の場面で、西武の2番手・上田大河が投じた初球、内角やや高めのストレートを豪快に振り抜くと、詰まったようにも見えたこの打球は、レフト方向へと伸び続け、そのままスタンド最前列に。ここまでの3打席で2本塁打4打点と、試合中盤にして既に“大暴れ”の状態に。しかし、これで終わることなく、7-2、ソフトバンクが5点リードで迎えた7回表・1死三塁の場面でも、西武の4番手・ヤンの荒れ球に惑わされることなくカウント2-2とすると、勝負の5球目、内角やや高めに入ったスライダーを一閃。打球はレフト方向へ高々と舞い上がりながら伸びる特大の飛球に。これがそのまま伸び続け、ほどなくスタンドへと着弾。打たれたヤンはマウンド上でやや呆然としながら、酷く落胆する様子を見せることとなった。
古巣・西武相手、しかもかつての本拠地で3アーチと大暴れした山川に、野球解説者のG.G.佐藤氏は、8月16日にABEMAで放送された『バズ！パ・リーグ』に出演した際に、「3本打たれるライオンズバッテリーも考えなくちゃいけないと思うんですけど。山川選手絶好調、8月完全に来ましたね」としながらも、「ただ、ライオンズファンの気持ちもちょっと考えて欲しいなと（笑）」とコメント。またネット上の野球ファンからは「あまりに無慈悲すぎるわｗ」「完璧すぎる めっちゃ気持ちいいホームラン」「見てて気持ちいいホームラン」「最近は近藤よりも打ちそうなオーラが出まくってる」「オールスター明けからの山川は随分の信頼出来る4番に戻ってきた これからもどんどんどすこいしてほしい」「3本レフトスタンドぶち込んでて草」「今年最後の古巣の本拠地での試合で感謝のHRに感動すら覚える」といった様々な反響が寄せられている。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
