8月25日に行われた任期満了に伴う大阪・箕面市の市長選挙において、大阪維新の会の現職・上島一彦氏が無所属新人の原田亮氏に敗北した。
なぜ、大阪維新の会は国政での存在感を示すチャンスで敗れてしまったのか? JX通信社代表取締役の米重克洋氏に聞いた。
米重氏は「この敗北は2重の意味で維新の会にとってショッキングな出来事だ」と分析した。
「まず1つは、一番強いとも言われる“2期目の現職”が落選することは非常に珍しいという点。もう1点は大阪維新の会の現職が落選したことだ。これもレアケースであるため、かなりショックだったと思われる」
一体、敗因はどこにあったのか?
米重氏は「2つある。1つは日本維新の会の国政での支持率の推移を追っていくと、去年の統一地方選挙がピークで、その後は“万博の問題”がクローズアップされて徐々に下がっていることがわかる点。もう一点は兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑がクローズアップされたことで支持率が下がったことだ。斎藤知事に関しては、百条委員会が開かれるが、維新の会がどのような対応を見せるのか注目される」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)
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