見守る棋士たちもびっくりの超・長手数による大激戦が誕生した。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」本戦トーナメント決勝、チーム永瀬 対 チーム稲葉の模様が9月14日に放送された。この第2局は、大会最多勝を争っていたチーム永瀬・永瀬拓矢九段(31)とチーム稲葉・藤本渚五段(19)の直接対決。好勝負必至と予想された一局は、期待通りの熱戦になると、なんと両者ともに入玉を果たし持将棋・指し直しに。手数も300手に迫る293手に達し、控室にいた棋士からは「前代未聞の長手数でしょ」と驚きの声が飛んだ。