＜大相撲九月場所＞◇中日◇15日◇東京・両国国技館
元大関の関脇・霧島（音羽山）と前頭五枚目・宇良（木瀬）の一番では、敗れた宇良が勢いよく土俵下へと落下。その後の挙動を受け、放送席からは「脳が揺れてる」という指摘が入りつつ、霧島が土俵下に駆け寄る紳士的な姿もあった。
立ち合いから動きの速い宇良に対し、霧島はある程度距離を取りながら対応。途中は睨み合う場面もあり、実況を務めた清野茂樹アナウンサーが「まるでレスリングのようです」と伝えていたが、その後、霧島が張っていき、最後は押し倒した。霧島は1敗をキープし、宇良は4勝4敗となった。
敗れた宇良は土俵下に勢いよく落下してしまったが、霧島は土俵下まで下りていき、宇良の体を気遣っていた。この紳士的な姿にコメント欄には「優しい」「紳士的」「霧島は強くて優しくて良いな」「わざわざ下りて…」などの声が届いていた。
また、この激しい相撲を経て、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「ちょっと脳が揺れてるんですかね」と宇良の状態について指摘。その上で「張り差しが効いたのかな」「霧島も苦しいでしょうに、ちゃんと相手のことを助けにいきましたね」とコメントしていた。
（ABEMA/大相撲チャンネル）
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