【MLB】ブレーブス2-9ドジャース（9月15日（日本時間9月16日））
9月15日（日本時間9月16日）に米・ジョージア州コブ郡カンバーランドにあるトゥルーイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、2安打2打点を挙げたドジャース・大谷翔平の打撃を、元・MLBプレーヤーの長谷川滋利氏が絶賛、野球ファンの間で注目を集めている。
まず0-2、ドジャースが2点のビハインドを追う5回表・2死一、三塁の場面で迎えた1番・大谷の第3打席。この打席で大谷は、初球、内角低め、コースいっぱいに投じられた速球を振り抜き、打球は鋭くライト線を破る長打性の一打に。すると、この日、ABEMAの中継で解説をつとめ、この打撃を目の当たりにした長谷川氏は、「さすがですね。ちょっと待ってましたね、インサイドをね。さすがに嬉しそうですね。完全にやられてましたから。」と、その内容を称賛した上で、「本人の中では軽打なんですけど、すごい球が飛びましたけどね」と驚いた様子でコメントした。
続いて1-2、ドジャース1点のビハインドで迎えた7回表・2死一、二塁の場面で迎えた第4打席で大谷は、2球続けてのフルスイングでカウント0-2と追い込まれると、相手バッテリーが空振り三振を狙って投じた3球目には、“軽打狙いモード”に変更。難しい球を上手く拾い上げるように、ライトの右へと運び、またもやタイムリーに。するとこの打撃を見た長谷川氏は、「うーん、上手い。上手いバッティングでしたね。明らかに2ストライクまでのアプローチと、2ストライクとられてからのアプローチ、変わりましたね。これでもね、ピッチャーはダマされますよね。結構、振ってきていたので。いいコース決めたら空振り取れると思って投げてるんですけど、完全に当てにきましたもんね。まあ、それまでのスイングだったら絶対当たらないですよ」と、相手バッテリーの裏をかいたともいえるその柔軟な打撃を称賛することとなった。
そして、2-2の同点で迎えた9回表・2死三塁の場面で、大谷が申告敬遠で歩かされると、「ヒットならいつでも打てそうな大谷を見せてしまったので、これは申告敬遠です」という実況の長坂哲夫アナウンサーの言葉を受け、「（一打勝ち越しの場面であるだけに）そらそうですね。（大谷打撃を見れずに）残念」と、大谷を歩かせたブレーブス采配に理解を示しつつも、なんとも残念そうにコメントすることに。
こうした長谷川氏による“大谷評”に、ネット上の野球ファンからは「さすがシギーｗ」「よく分かってらっしゃるｗ」「解説ええなｗ」「さすがイチローさんと一緒にプレーしてた人や」「MLBで500試合以上投げた人やからな」「説得力あるわ」といった様々な反響が巻き起こっている。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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