＜大相撲九月場所＞◇十三日目◇20日◇東京・両国国技館
相撲未経験ながら体格の良さで圧倒してきた19歳の“イケメン”新人力士が、今場所最後の取組でも“肩越し”の上手から豪快な投げを披露。1敗対決を見事に制すと「体型が大谷世代」「これは大物」とファンの度肝を抜いた。
“体格が良すぎるイケメン”として一部ファンの間で話題を呼んでいる序ノ口三枚目・米沢龍（境川）。先場所序ノ口デビューした米沢龍は山形県米沢市出身、平成17年（2005年）生まれの19歳で、相撲未経験で角界入りしながらも身長190センチ・体重131.6キロという立派な体つきを武器に今場所ここまで5勝を挙げてきた。相撲のバックボーンはないものの、もともと柔道をやっており、高校時代には無差別級の県予選で優勝した実力者でもある。
今場所最後の取組となった十三日目の7番相撲では、格上の序二段八十二枚目・月岡（二子山）と対決。1敗同士の一番、立ち合いもろ手で当たった米沢龍は、左に動いた相手にかわされるも、すかさず長いリーチを生かして“肩越し”に右上手を奪取。そのままがっしりまわしを掴むと、怪力ぶりを発揮して豪快な上手投げで100キロ超の月岡を軽々と裏返した。迫力あふれる場面に館内騒然となり、客席からは「うわー！」と女性の悲鳴のような歓声も飛び交った。見事に圧勝した米沢龍は6勝1敗と大きく勝ち越した好成績で九月場所の7番を終えた。敗れた月岡は2敗目を喫した。
豪快な上手投げで1敗対決を制した米沢龍に、ABEMAの視聴者も「エグイなw」「これは大物」「レベチで泣く」「イケメン、強いな」と驚きの声を上げたほか、「体型が大谷世代」「ええ体しとる」「いい体格」と立派な体つきに注目するファンも相次いだ。（ABEMA／大相撲チャンネル）
