【写真・画像】【9/21】大谷翔平、ホームラン 1枚目
【映像】大谷、圧巻52号ホームランで本拠地大熱狂

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【MLB】ドジャース - ロッキーズ(9月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)

【映像】大谷、圧巻52号ホームランで本拠地大熱狂

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦にスタメン出場。1点を追いかける5回裏の第3打席で2試合連続となる今季52号、逆転2ランを放った。前日19日(日本時間20日)のマーリンズ戦は第4打席から自身初となる3打席連続アーチを記録し、MLB史上初の「50-50」「51-51」を立て続けにマーク。この試合を含む残り9試合で前人未到の「55本塁打・55盗塁」も視野に入れるペースだ。

 ドジャースが1-2と1点を追いかける5回裏、2死二塁の場面で大谷が第3打席を迎えた。ロッキーズの先発カイル・フリーランドとのこの日3回目の対戦は、カウント3-2からの6球目、高めに外れた92.1マイル(148.2キロ)のストレートをフルスイング。打球速度110.1マイル(177.2キロ)で打ち上がった打球はセンターバックスクリーンに飛び込む飛距離423フィート(128.9メートル)の逆転2ランとなった。

 今季、大谷は凄まじい勢いで記録を打ち立ててきた。

 8月23日(同24日)のレイズ戦で、40個目の盗塁を決めると、9回裏、同点の場面で逆転サヨナラ満塁弾でMLB史上6人目となる『40-40』を、MLB史上初となる“同日達成”で成し遂げてみせた。

 さらに30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦でMLB史上初となる『43-43』をまたも“同日達成”する快挙。翌31日(同9月1日)に44号を放つと、9月2日(同3日)の同カードでは、1試合3盗塁で『44-46』に到達した。

 その後も勢いは止まらず、6日(同7日)のガーディアンズ戦で45号を放って『45-46』とすると、8日(同9日)の同カードで『46-46』、11日(同12日)に『47-47』、17日(同18日)のマーリンズ戦で『48-48』に伸ばした。この日の一発で自己通算219本として、韓国出身のチュ・シンスが持つアジア選手の通算最多本塁打を抜いて新記録を樹立した。そして、19日(同20日)の同カードだ。

 この日は、6打数6安打、3本塁打、2盗塁、10打点、サイクルヒット超えと手がつけられない状態。松井秀喜氏が2005年に記録した日本人メジャーリーガーの最多打点116を一気に抜く120打点に到達するとともに、前人未到の『50-50』と『51-51』をまたしても“同日達成”する離れ業をやってのけた。

 この試合を前にした時点で、大谷は今季150試合に出場して599打数★176安打、★51本塁打、★120打点、★123得点、★51盗塁、打率.294、出塁率.376、長打率.629、OPS1.005(★は自己最多)と、MLB挑戦7年目にしてあらゆる数字でキャリアハイを更新するシーズンを過ごしている。

 この先の関心事は、偉大な記録をどこまで伸ばせるかというある意味で一人旅だ。と同時に、ナ・リーグのあらゆる打撃部門でもトップ争いをしているだけに、タイトル獲得にも注目が集まり、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、12年ぶりとなる首位打者・本塁打・打点の「三冠王」などにも期待が高まっている。
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