【U18日清食品トップリーグ2024】東山高等学校ー八王子学園八王子高等学校
高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」は開幕3週目。9月22日(日)は前日に引き続いて東洋大学 赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナで四試合(男子二試合、女子二試合)が行われた。
第三試合(男子)では東山高等学校(京都府)と八王子学園八王子高等学校(東京都)が激突。東山の瀬川琉久(3年/PG/5番)、八王子学園八王子の十返翔里(3年/F/12番)という世代最高クラスのスコアラー同士によるマッチアップが実現した。
注目の試合はIH王者の東山が八王子学園八王子を追う展開となった。2Q残り8分、19-28と八王子学園八王子がリードする展開。東山はオフェンスで痛恨のターンオーバー。八王子学園八王子の堀澤希望(3年/FC/14番)→平原侑真(3年/G/7番)とつないだボールを受け取った十返がセンターライン付近からトランジションで先頭を走る206cmのンジャイ パプ ンデリ セク(2年/C/8番)に鮮やかなバウンドバスを送る。
中央でこのボールを受けたンジャイ パプはそのまま豪快なスラムダンクを叩きこんで王者相手に奮闘するチームを鼓舞してみせた。解説陣は一連のプレイでダンク直前の鮮やかなパスに思わず「十返劇場ですね、これは……」と唸っていた。
試合は追いかける東山が終盤で一時は逆転に成功するも、八王子学園八王子の十返が残り1分を切ったところで放った難しいジャンプショットを決め、これが決勝点となり、八王子学園八王子が80-79の接戦を制した。