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【映像】「ツモ! 四暗刻!」麻雀に夢中な学生
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 8月、都内で行われた「夏休み小学生麻雀大会」には小学1年生から6年生の児童、36人が参加した。

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 真剣な表情で麻雀に挑む子どもたち。中には家族で卓を囲むこともあるという麻雀一家も。そんな一家の子どもたちがハマったきっかけは「Mリーグ」だという。

 16日、 7年目のシーズンが開幕したプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。「麻雀の頭脳スポーツ化」や「負のイメージの払拭」を掲げると共に「優勝賞金5000万円」「所属選手には最低年俸400万円を保証」などの優れた待遇、そしてスタイリッシュな会場で行われるMリーガーたちの活躍がネット配信で大きな話題を集めている。

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 Mリーグの人気もあり、ここ最近高まってきている麻雀熱。レジャー白書によると、2022年の麻雀の参加人口は500万人と、2020年から100万人増えたとされている。

◼︎高校で麻雀同好会が発足

 「ツモ! 四暗刻!」(生徒)

 ジャラジャラという牌の音が響くのは神奈川県立岸根高校。今年春に麻雀同好会が発足し、現在は週2回ほど、放課後に集まり、麻雀を楽しんでいる。

 現在、部員は22人で、面子が足りないときは8人いる副顧問の先生たちが対戦相手になってくれる。同好会の当面の目標は他校と交流を経てその“輪”を広げていくことだという。

 麻雀に打ち込む生徒たちを支援する取り組みとして、学生麻雀連盟が実施する「高校麻雀部支援プログラム」があり、全国の麻雀部や同好会に向けて最大3年間、全自動麻雀卓を無償で貸し出している。

 取り組みの背景には風営法によって18歳以下の未成年者は雀荘に入れず、人と向き合いながら麻雀を打つことができないという課題がある。

 もう一つの課題は「目標づくり」。学生麻雀連盟の吉田航氏は「同世代が参加する大会を開催し、その後Mリーグなどを目指していけたら」と展望を語った。

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 近年、麻雀の楽しみ方や打つ層にも“変化”が起きている。

 テレビ朝日の林美沙希アナウンサーは麻雀歴10年超で去年プロ雀士の試験に合格。またMリーガーには現役の医師もいるという。

 冒頭の小学生麻雀大会も取材した林アナウンサーは「小学1年生も参加していたが、“手元の動き”に驚かされた。また、学校では足し算や引き算を習うタイミングであるにもかかわらず、『この役は何点』などとすでにやり取りをしていた」と当時の驚嘆を振り返る。

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 麻雀には、脳によい効果があるのではないかと研究もされている。

 自身もプロ雀士である、横浜市立大学の東島威史医師は、「麻雀は意思決定のための情報が全て開示されていないため、推測・想像する部分があり、それが知能に影響した。加えて、様々な人と一緒に感情を共有するので、言語理解やコミュニケーション能力が向上する」と説明した。

 近年では、アプリで麻雀を始め段位を競っている人も増えているという。以前は「趣味は麻雀」と話すと怪訝な目で見られることもあったかもしれないが、既に状況は一変しているかもしれない。
(『ABEMAヒルズ』より)

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本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。

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