【MLB】ドジャース 13-2 ロッキーズ(9月28日・日本時間29日/コロラド)
ドジャースの大谷翔平投手がロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場すると、第1打席でいきなりライトフェンス直撃のヒットで11試合連続安打をマーク。しかし、あまりの打球速度のせいか単打となってしまい、これにはファンも「速すぎ問題」と嘆く始末だ。
試合開始直後、1回表のドジャースの攻撃で先頭打者の大谷がロッキーズの先発アントニオ・センザテーラ投手と対戦すると、カウント1-1からの3球目、85.1マイル(136.9キロ)のスライダーを弾き返した。
ライナー性の打球はロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドのライトフェンスに直撃するヒット。通常であれば長打コースの当たりだったのだが……打球速度が111.3マイル(179.1キロ)という超高速打球だったため、フェンスに当たった直後のクッションボールの跳ね返り方が強く、ライトのジェーク・ケーブ外野手もすぐさま処理。そのため、大谷は二塁に進塁することができず記録はライト前ヒットとなった。
解説・長谷川滋利氏は「一瞬、ライトライナーかと思いましたね」と興奮気味にこの打球を伝えると、「(大谷は)芯で捉えるから速い」と、大谷の打法にも言及。この打球のスイングスピードは79.0マイル(127.1キロ)と優れたもので、ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムであればホームランだった飛距離366フィート(111.5メートル)に到達する伸びのある一打となった。
大谷の類まれなるスイングスピードとミート技術によって長打が生まれることは間違いないものの、あまりにもハードヒット過ぎたことで、今回ばかりはそれが仇となる形でシングルヒットとなってしまった。
この打球にはファンも「打球速すぎ」「当たりが良すぎ」「速すぎ問題」「カメラアングルでライナーに見えた」など、大谷の打球速度の速さに驚くコメントが寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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