【MLB】ロッキーズ 1−2 ドジャース(9月29日・日本時間30日/デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手が今季最終戦に「1番・DH」でスタメン出場。第4打席でライト前ヒットを放った後、走者一、二塁からダブルスチールを決め今季59盗塁とした。
盗塁直前に一塁ランナーの大谷が二塁塁上のバーンズに「走るぞ!」と煽っているようなシーンがあり、本当にダブルスチールを成功させると楽しそうに笑いをこらえるような表情を浮かべていた。
前の試合で今季58個目の盗塁を決め、60盗塁まであと「2」としていた大谷。この日は3打席凡退のあと、1死一塁で迎えた第4打席でライト前ヒットを放った。これで一、二塁と塁が埋まったため、さすがの大谷も走りたくても走れないと思われた場面だったが、塁上で大谷は二塁ランナーのバーンズに向かって「走るぞ!」と命令しているような仕草を見せる。バーンズが「無理」とでも反応したのだろうか、大谷は「いいから走れ!」と何度も伝えていたようで、塁上のランナー同士でふざけ合っているような楽しい一幕だった。
すると続くアウトマンの打席で初球、両者が本当にスタート。相手キャッチャーは三塁へ送球したが、気迫のヘッドスライディングを見せたバーンズは悠々セーフとなり、見事ダブルスチールが成功した。これで大谷は今季59盗塁となった。
バーンズのスタートは明らかに大谷の盗塁をアシストするためのもの、そして明らかに大谷にそそのかされてのもの。中継の視聴者から「バーンズ怪我明けやろ笑笑」「マジで走ったw」「優しい」「ナイスバーンズ!!!」「バーンズいい奴だな」との声が多く上がり、バーンズを走らせた大谷にも「走れよと」「おもろ」「ん畜生谷か?」「これはチク谷」「煽り谷w」などのツッコミが寄せられた。
大谷自身、バーンズが本当にスタートを切り三塁を陥れたことがおかしくて仕方なかったようで、二塁塁上で笑いを噛み殺すような、自分が煽ったくせに驚いているような、「ほんとに走っちゃったよ……」と言っているような表情を浮かべていた。また、大谷が押し出すような形でダブルスチールが決まったことに、中継で解説を務めたMLB評論家のAKI猪瀬氏も「大谷さんがスピードあるんで、煽り運転みたいになってますよ」と笑っていた。
このあと、相手投手が4球目にボークを犯し走者がそれぞれ進塁。バーンズは決勝のホームを踏んでいる。大谷は最初のジェスチャーでバーンズに「ホームまで行け」と言っているようにも見えたことから、もしボークがなかったらホームスチールと三盗のダブルスチールも敢行し、大谷の60盗塁が達成されていたかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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