【MLB】ドジャース2-0パドレス(10月11日(日本時間10月12日))
10月11日(日本時間10月12日)に米・カリフォルニア州ロサンゼルスにある ドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの一戦で、パドレス・ダルビッシュ有が披露した老獪な投球術での“大谷封じ”が、野球ファンの間で注目を集めている。
0-1、パドレス1点のビハインドで迎えたこの試合の3回裏・ドジャースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷に対してダルビッシュは、初球、外角低め、ボール気味のスプリットでファウルを打たせてカウント0-1とすると、2球目、内角低めのボールゾーンへのカーブは大谷が見極めてカウント1-1に。そして勝負の3球目、ダルビッシュはそれまでの2球よりも長くボールを持った上で、上げた左足でも間合いを調整しながら、あえてテンポをズラす形で投球することに。すると、この“独特な間合い”で投げた真ん中やや高めのカットボールを、大谷は打ち損じ、サードへの平凡なフライに。ダルビッシュの老獪な投球術が光る場面となった。