将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑む第37期竜王戦七番勝負第2局が10月19日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で対局を開始した。シリーズは、防衛4連覇を目指す藤井竜王が先勝スタート。連勝でリードを広げるか、佐々木八段が追いつくか、大きな注目が集まっている。
 本局の舞台は、福井県の北端に位置するあわら市。芦原温泉街は“関西の奥座敷”として古くから親しまれてきた。あわら市にとって2024年は「北陸新幹線芦原温泉駅開業」と「市制施行20周年」の記念の年とあり、竜王戦を誘致。初開催に至った。また、両対局者に提供するメニューを決める「あわら勝負めしコンテスト」なども実施。どんな逸品が選ばれるかにも期待が高まっている。