10月12日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われたパ・リーグCSファーストステージ、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、日本ハム・万波中正の“爆肩返球”でロッテの長打を阻止した場面が、野球ファンの間で話題となっている。
0-1、ロッテが1点のリードで迎えた6回表・ロッテの攻撃。この回先頭の2番・藤岡裕大が放った打球は、鋭いライナーでライトの右、ライト線寄りのゾーンへと落ち、そのまま球足早く転がることに。一見してそれとわかる長打性の一打となったが、これをライトの万波が全力疾走で追いつきフェンス到達前に捕球すると、そのままの流れで体勢を崩しながら二塁へと爆肩返球。これで藤岡は一塁で無念のストップ。抜けていれば最低でも二塁、場合によっては三塁も陥れようかという一打を、その類まれな身体能力をフルに活かした、驚異的ともいえるプレーで阻止した。
10月18日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)ではこうした“万波の抑止力”が発動した瞬間ともいえるこの場面についてVTRを交えて紹介。野球解説者の五十嵐亮太氏は「次の塁を進めさせない、こういった細かい野球ができるかどうかは、積み重ねなので。そういった場合に最少失点で終わる、こういった流れが、チームの雰囲気をよくすることに繋がる。非常に魅力のある良いプレー」と称賛した。
またネット上の野球ファンからは「万波の返球エグい」「万波すごすぎて全然走らせてもらえん」「万波やっちゃいけないレベルやろあれ笑」「これ止めてなかったら余裕でアウトなんか…恐ろしい」「まさに身体能力おバケやな…」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)