10月12日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われたパ・リーグCSファーストステージ、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、日本ハム・万波中正の“爆肩返球”でロッテの長打を阻止した場面が、野球ファンの間で話題となっている。
0-1、ロッテが1点のリードで迎えた6回表・ロッテの攻撃。この回先頭の2番・藤岡裕大が放った打球は、鋭いライナーでライトの右、ライト線寄りのゾーンへと落ち、そのまま球足早く転がることに。一見してそれとわかる長打性の一打となったが、これをライトの万波が全力疾走で追いつきフェンス到達前に捕球すると、そのままの流れで体勢を崩しながら二塁へと爆肩返球。これで藤岡は一塁で無念のストップ。抜けていれば最低でも二塁、場合によっては三塁も陥れようかという一打を、その類まれな身体能力をフルに活かした、驚異的ともいえるプレーで阻止した。