10月13日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われたパ・リーグCSファーストステージ、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、日本ハム万波中正が放った“劇的すぎる豪快弾”が、野球ファンの間で話題となっている。
1-2、ロッテが1点リードで迎えた9回裏・日本ハムの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った5番・万波は、ロッテのベテラン守護神・益田直也が投じた初球、真ん中やや高めの甘いコースへと入った152キロのストレートを一閃。打球は快音とともにレフト方向へと高々と舞い上がる特大の飛球に。打たれたマウンド上の益田が即座に被弾を確信した様子を見せ、レフトの愛斗もすぐさま追うのを諦めたこの一打は、そのまま美しい放物線を描いてレフトスタンドへと着弾。日本ハムは土壇場で試合を振り出しに戻すことに成功した。