1981年以来、実に43年ぶりの組み合わせとなったロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースによるワールドシリーズ。大勝負において大きな鍵を握るであろうドジャース・大谷翔平の“打撃”について、10月20日に放送された『ABEMAスポーツタイム』で元・MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。
10月25日(日本時間10月26日)から行われるワールドシリーズ。番組では、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズで2試合連続ホームランを放つなど、打棒炸裂となった大谷について、改めてその活躍ぶりをVTRで振り返った。
この2本のホームランをVTRで観たゲストの鬼越トマホーク・金ちゃんは「飛距離エグくないですか?」と感嘆。水を向けられた川﨑氏は「飛距離、ホントにエグいですよ」と頷くこととなった。
その上で川﨑氏は、10月16日(日本時間10月17日)の試合で放ったライトへのホームランに着目。この打球がファウルとならずにスタンドへと着弾した理由について、「大谷の腰の回転を見てください。腰をグワっと切って、腕をあまり使わない。腕を使うともっと切れる」と、腕ではなく腰の回転が主体となるスイングをしたため、アーチで打球がファウルにならなかったと説明した。
その上で「グリッグリ~ン!って腰の回転がものすごく速い。お尻がブイーンってなるんですね」と、独特な表現を用いながら、大谷の打撃のメカニズムについて解説した。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)