【写真・画像】 1枚目
【映像】藤井竜王、勝利した瞬間の表情

 将棋藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負第3局が10月26日、京都市の「総本山仁和寺」で2日目の対局が行われている。注目の一戦は、両者互角のまま勝負所へ。先に2勝目を手にするのはどちらか。大きな注目が集まっている。

【映像】藤井竜王、勝利した瞬間の表情

 1勝1敗で迎えた第3局。後手の佐々木八段が採用した意表の作戦・“ダイレクト向かい飛車”を受け、ABEMAで解説を務める高野智史六段(30は)「後手が積極的な指し回しで作戦がピタリとはまった印象」とコメント。挑戦者渾身の作戦に、藤井竜王も持ち時間をしっかりと投入して佐々木八段の狙いを探っていた。

 前日に佐々木八段が封じた56手目の開封から再開された対局2日目は、激戦へと展開した。藤井竜王は後手の玉頭で戦いを狙ったのに対し、佐々木八段は馬を引きつけて自をしっかり引き締めて対応。佐々木八段がペースを握るかと見られたところだったが、藤井竜王は金に角をガツンとぶつける激しい攻めを見せ、挑戦者へ迫った。

 この藤井竜王の着手に、同じく解説の小林裕士八段(48)は全く候補に無かった様子で「信じられない!」。高野六段は「藤井竜王は従来の常識を覆す形にとらわれない、自分の読みを信じて指し進めているのが伺える」。解説陣も強い攻めの一手に驚きを隠せない様子だった。

 しかし、依然としてABEMAの「SHOGI AI」は互角を表示。どのようなクライマックスへと向かうのか、今後の戦いから目が離せない。持ち時間は各8時間。

【昼食の注文】

藤井聡太竜王 パイコー担々麺、赤しそ柚子ソーダ
佐々木勇気八段 ビーフカツサンドイッチ(スープ、フルーツ別注)

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太竜王 1時間38分(消費6時間22分)
佐々木勇気八段 3時間25分(消費4時間35分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第37期 竜王戦 七番勝負 第3局 2日目 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気八段
【中継】第37期 竜王戦 七番勝負 第3局 2日目 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気八段
竜王戦日程・速報 藤井聡太竜王VS佐々木勇気八段【第37期】【将棋】