10月16日にみずほPayPayドーム福岡で行われたパ・リーグCSファイナルステージ、福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦で、ソフトバンク・山川穂高が放った豪快弾の“音”が野球ファンの間で話題となっている。
4-2、ソフトバンクが2点リードで迎えた終盤8回裏・ソフトバンクの攻撃。この回先頭で打席に入った4番・山川は、日本ハムの3番手・杉浦稔大に対し初球から振っていく積極性を見せると、カウント1-1からの3球目、内角やや近めのところとへと投じられた149キロストレートを、待ち構えていたかのようにフルスイング。打球は高い破裂音のような快音を残してレフト方向へと一直線。打った瞬間に、山川自身はもとより、マウンド上の杉浦も“確信”したかのようなリアクションを見せる中で、満員のスタンドへと突き刺さることとなった。