10月16日にみずほPayPayドーム福岡で行われたパ・リーグCSファイナルステージ、福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦で、ソフトバンク・川瀬晃と今宮健太の“鉄壁すぎる二遊間コンビ”が披露した華麗なダブルプレーが野球ファンの間で話題となっている。
1-1の同点で迎えたこの試合の3回表・日本ハムの攻撃、1死一、三塁の場面で、2番・松本剛が放った当たりは、二塁の右へと勢いよく転がる球足の速いゴロに。そのままセンターに抜けるかという当たりに、セカンドの川瀬は鋭く反応し横っ飛びで抑えると、二塁カバーに入ったショートの今宮へ腹這いとなったままトス。それを受けた今宮は二塁ベースを踏みつつ、一塁走者の矢澤宏太のスライディングを読んだ“完璧すぎる動き”で、一塁に向かって回転しながらのストライク送球。間一髪のところで打者走者の松本もアウトにするという、まさに“神業的”ともいえる華麗なダブルプレーを完成させることとなった。