10月17日にみずほPayPayドーム福岡で行われたパ・リーグCSファイナルステージ、福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦で、ソフトバンク・近藤健介が“古巣”相手に放った“完全復活弾”が野球ファンの間で話題となっている。
1-1の同点で迎えたこの試合の1回裏・ソフトバンクの攻撃、2死一塁、一塁塁上に同点タイムリーの4番・山川穂高という場面で打席に立った5番・近藤は、日本ハムの先発左腕・加藤貴之が投じた初球、内角いっぱいの厳しいところへのストレートを狙い済ましたように振り抜くと、打球は快音を響かせてライト方向へと高々と舞い上がる特大の飛球に。打った瞬間に近藤が“確信歩き”を見せたこの一打は、ほどなく満員のホークスファンが待つライトスタンドへと着弾。チームを勢いづけると共に、近藤自身の“復活”を感じさせる一発となった。