10月18日にみずほPayPayドーム福岡で行われたパ・リーグCSファイナルステージ、福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦で、ソフトバンク・ヘルナンデスが、“エグすぎる1球”で日本ハムの主砲・万波中正を仕留めた場面が、野球ファンの間で話題となっている。
3-2、ソフトバンクが1点リードで迎えた8回表・日本ハムの攻撃、2死三塁の場面で打席に立った4番・万波に対してヘルナンデスは、ボールをしっかりと見られてフルカウントとするも、勝負の6球目、ヘルナンデスが投じたのは真ん中やや内寄り、高めいっぱいのコースへと投じた155キロのストレート。これを万波も全力で振りに行ったものの絶妙なコースに決まったということもあってか、あえなく空振り三振に。自身のバットが空を切った瞬間に、落胆の表情を見せた万波とは対照的に、マウンド上のヘルナンデスは、勝利の雄叫びを上げながら、自身の胸を力強く叩き、興奮覚めやらぬ様子でマウンドを後にすることとなった。