異例のSC先導フィニッシュで4年ぶりの優勝!大波乱のスーパーGT第7戦を制したDENSO KOBELCO SARDの劇的勝利の直前に、レースクイーンが大号泣したシーンが反響を読んだ。
大分県のオートポリスで行われたスーパーGT第7戦「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」。GT500クラスではDENSO KOBELCO SARD(#39 GR Supra)が2020年以来4年ぶりとなる優勝を果たした。
10月25日に放送された『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』では、同ドライバーの中山雄一がゲストとして出演。ダイジェスト映像とともに激闘を振り返った。今回の第7戦は、4度のセーフティカー(SC)出動という波乱の展開となった。
まず、39号車は62周目の3度目のSC出動を機に実質的な首位に浮上。そして、レース終盤の86周目、残り16分というタイミングでGT300クラスのSUBARU(#61 BRZ R&D SPORT)がクラッシュし、4度目のSCが出動した。レースはそのままSCが先導する形で終了し、39号車は首位を守り抜いて、2020年以来の勝利を手にした。
映像では、DENSO KOBELCO SARDのレースアンバサダー「TGR TEAM SARD」の4人が優勝を見守る姿が映し出され、その中でも特に太田麻美が感極まって大号泣。優勝直後には、スタッフ同士が熱い抱擁を交わし、チーム全体が優勝の感動に包まれていた。
中山は「(レース直後は)僕はみんなの顔を見られず…落ち着いているところで会ったんですけど、(映像で)泣いている姿を見られて、ジーンと来ますね」と感慨深げな様子。さらに、「監督の采配も最高だったし、決勝に向けて施したセットアップも本当にバッチリ決まっていたし、こんなに気持ちよく走れたのは久しぶりです」と、優勝を噛み締めながらレースを振り返った。
(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)