ロサンゼルス・ドジャースの“フルスイング男”として知られるマックス・マンシーが11月4日(日本時間11月5日)、WS中に起きた“ファンの暴挙”について、いつになく厳しい口調で言及し、野球ファンの間で話題となっている。
この日、米のポッドキャスト番組『ファウルテリトリー』に出演したマンシーは、10月29日(日本時間10月30日)にヤンキー・スタジアム(米・ニューヨーク州ニューヨークに)で行われたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第4戦で客が起こした事件に言及することに。問題となったのは、この試合の1回裏の出来事で、先頭の1番・グレイバー・トーレスがライトのファウルゾーンへと飛球を打ち上げた際に、フェンス際で見事にこの打球をキャッチしたライトのムーキー・ベッツを、2人組のヤンキースファンがスタンド側から手を伸ばし、ベッツのグラブを掴むなどの妨害行為を行うという、信じ難い危険行為が発生。幸いにもベッツに怪我などはなかったものの、その後もこの2人組客の愚行は、様々な形で物議を醸すこととなった。
今回の番組出演時にこの事件に関する見解を訊ねられたマンシーは、「ベッツに怪我がなかったことが不幸中の幸いだった」としたものの、状況的には十分に負傷の危険があったと指摘した。また、この暴挙に出た2人組については「MLBすべての球場で一生涯出禁にすべき。二度と球場に近づくことさえ許されないように」とコメントした。
その理由についてマンシーは、今回の2人組に対して厳しい処罰を下すことで、今後、このような行き過ぎた行為を行うファンが生まれにくくなるのではないかという、自身の持論を展開。“抑止力”という意味でも、しかるべき対応をすべきだと改めて主張することとなった。
この事件を巡っては、日本でも様々な形で紹介され、話題となったとあって、日本のファンもすぐさま反応。ネット上の野球ファンからは「よく言ってくれた」「そらそうよ」「温厚なマンシーが激怒するなんて」「あいつら怖すぎホラーかよ」「民度低すぎ」 「あんなんファンじゃないだろ」「ああいう奴らは逮捕でいい」「寛大な処置なんていらん」「シーズンシートの客だから処分ぬるいわ」「またやってやるとか言ってるらしいw」「ヤンキースが動かないならMLBが処分すべき」「マンシーは信用できる」といった様々な反響が巻き起こっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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