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【映像】身体能力がエグイ!キケのトリック送球

 ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手のトリック送球が再脚光を浴びている。大谷翔平投手のチームメートとして知られるキケが見せたチームを救うスーパープレーに番組MCの川﨑宗則氏が大興奮している。

【映像】身体能力がエグイ!キケのトリック送球

 11月3日の『ABEMAスポーツタイム』では、大谷翔平投手が所属するドジャースのワールドシリーズ制覇を記念して、MLBのポストシーズン総集編を放送。ゲスト出演した山本萩子さんが独自の視点で注目シーンをピックアップした。

 山本さんが選んだシーンは、リーグチャンピオンシップシリーズのドジャース対メッツだ。ドジャースが6点リードで迎えた5回、無死一塁から、メッツのイグレシアス内野手にヒットを打たれた。無死一、三塁とされてもおかしくない場面で、キケの頭脳プレーがチームを救う。

 左中間に落ちた打球を見てランナーのウインカー外野手は二塁を蹴って三塁を目指した。ここで打球をキャッチしたキケが三塁に投げるような素振りを見せたことで、ウインカーは二、三塁間でストップして帰塁しようとする。

 しかしそれを見越していたキケが投げた先は、三塁ではなく二塁。ウインカーは慌てて三塁へと走り出したが、最終的には三塁でタッチアウトとなり、1死一塁となった。

 山本さんは「三塁に投げると見せかけての二塁。これ!これ!これですよね。この咄嗟の判断力。キケ・ヘルナンデス選手は経験豊富な選手。ドジャースは怪我人が多くて総力戦でしたが、キケ・ヘルナンデス選手が内外野を守ったり、攻撃でも色々な部分で貢献していたり、スーパーユーティリティ、影のMVPだと思って見ていました。それを象徴する頭脳プレーでした」とキケの活躍ぶりを称えた。

 川﨑氏は「僕がカブスにいる時、プエルトリコからスーパーショートが入ってきた。色々な場所を守ることによって、ユーティリティに変わりました」とキケとの思い出を披露。さらにこのプレーについては「投げる前にランナーを視野に入れている。ここからあの強い送球、二塁ベース上に投げるのはキケしかできない。キケがずっと外野手だったらこれはできないと思います」と称賛していた。
(ABEMAスポーツタイム)

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