サラッとアガりたい、安い仕掛け。それがこんなドラマを呼ぶとは。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月7日の第1試合。ネット麻雀の頂点を極めた実力派プロの選択とアガリが、視聴者を大いに沸かせた。
 東3局3本場、赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)はまず白をポン。すぐに4枚目の白を引くと、小考してこれをカン。白のみで積極的な仕掛けだが、解説の河野直也(最高位戦)は「誰かからリーチが来る前にアガることが大事」とこの選択を評価した。これにぶつかったのがBEAST X・菅原千瑛(連盟)、6筒待ちの七対子をテンパイしてダマテンだ。菅原が切った4索を渡辺はポン、北と9筒のシャンポン待ちでテンパイした。