タレントでソフトウェアエンジニアの池澤あやか氏は、見た目も大きな要因の一つだと述べる。「女性界隈でよくあるのは、ベビーカーを引いておしとやかな格好をしてると、ナメられて危害を加えられたりする。そのために髪を金髪に染めたと言ってる人がいた。私もそういう目にあったら嫌だなと思ってるので、比較的、体を大きく見せることは心がけている」。
後輩・部下からナメられてる例として、「返事が『うん』『なるほど』」「飲み会に誘っても来ない」「挨拶をしない」「同じことを何度も質問」「連絡を既読スルー、返事がスタンプのみ」などが挙げられる。
「ナメられたら終わりだという価値観は長期的に得策ではない」と考える、龍谷大学ビジネス心理学部教授の水口政人氏は「問題の本質はナメられて、こちらがやってほしい行動をとってもらえないことだ」と語る。その上で「ため口を聞いてきたときにはスルーする、そして例えば敬語を10回に1回使ってくるとしたら、そのときは全力で反応してあげる」などといった具体策を示す。
また、「(筋トレするなど)変えられる部分は変えたらいいが、変えられない部分は受け入れるしかない。強く出られた時にどういう反応をするかが大事。相手が“強く出て良かった”と思う反応をしてはいけない。こちらが強く言い返したら、多分、困ったことになったと思って、相手はさらに強く出てくるかもしれない。しかし、ここでめげないことが大事だ」と提案した。
(『ABEMA Prime』より)
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