【U18日清食品トップリーグ2024】京都精華学園 66ー56 桜花学園
期待の1年生が見せたわずか3秒間の高速カウンターにアリーナが大歓声に包まれた。ボールを奪った瞬間から走り出すと、パスを受けてそのままレイアップ。鋭い速攻に解説も驚きを見せている。
高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」。11月9日は新潟県の新潟市東総合スポーツセンターで男子2試合、女子1試合の合計3試合が行われた。
第3試合(女子)では、京都精華学園(京都府)と桜花学園(愛知県)が対戦。注目のシーンは、第2クォーターだった。相手ボールのスローインをカットした瞬間、桜花学園の1年生、勝部璃子が相手ゴール前にスプリント。そこに絶妙なボールが通ると、スピードを抑えることなくそのまま1つドリブルを入れてレイアップシュートを流し込んだ。
ボールを奪ってからわずか3秒間の速攻。桜花学園のベンチはもちろん、アリーナに詰めかけたファンたちからも歓声が聞こえてきた。
この試合で解説を務めたバスケットボールYouTuberのともやんは「勝部選手は1年生っぽくないですね」と落ち着きあるプレーを見せた期待の1年生に注目した。
この日の勝部は、1年生ながらに26分を超えるプレータイム。7本中4本の2ポイントシュートを決めて8得点をマークし、5つのリバウンドを記録するなどの活躍を見せている。