【U18日清食品トップリーグ2024】桜花学園高等学校 53ー57 岐阜女子高等学校
岐阜女子高等学校が見せた、オールコートディフェンスによる鉄壁守備とショットクロックいっぱいを使って外から射抜いたコーナースリーに、解説も思わずうっとりした。
高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」。11月10日は新潟県の新潟市東総合スポーツセンターで男子2試合、女子2試合の合計4試合が行われた。
第2試合(女子)では、桜花学園高等学校(愛知県)と岐阜女子高等学校(岐阜県)が対戦。注目のシーンは、第2クオーターだった。相手のファウルからフリースローを獲得した岐阜女子は、杉浦結菜が2つとも決めて24-20と点差を詰める。
すると桜花学園のスローインで岐阜女子はオールコートディフェンスを選択。一度はスティールに成功するもパスが繋がらずに相手ボールとなったが、この試合の解説を務めたバスケットボールYouTuberのともやんも「いいディフェンス」と唸るプレーだった。
さらに桜花学園のイシボ ディバインが狙ったシュートを、杉浦がブロックして今度は岐阜女子が攻める。するとショットクロック残り3秒で、小松美羽のコーナースリーが炸裂。集中したディフェンスからしっかりと得点に繋げる素晴らしいプレーとなった。
再びともやんは「いいプレーですね。しっかりディフェンスからオフェンスもフリーのスリーポイントに持っていく。お手本のようなパターンでした」と岐阜女子のプレーを称えた。
この日、安定したディフェンスを見せた岐阜女子は、試合を通して23スティールを記録するなど、11スティールの桜花学園のおよそ2倍。攻撃的な守備がはまり接戦を制している。