打撃が優れた選手に贈られるシルバースラッガー賞が日本時間13日に発表され、ドジャースの大谷翔平投手が2年連続3度目の受賞を果たした。
これで受賞回数はイチローと並び日本選手最多タイ。ナ・リーグでの受賞は日本選手初となった。最終候補に名を連ねたカブスの鈴木誠也は惜しくも受賞ならず。
大谷は今季、打率.310、本塁打54、打点130で本塁打王と打点王のリーグ二冠を達成。また、前人未到の50本塁打・50盗塁「50-50」を達成するなど傑出した打撃成績を残した。46本塁打を放ったエンゼルス時代の2021年、同44本で日本選手初の本塁打王を獲得し、自身初の打率3割をマークした2023年もシルバースラッガー賞を受賞しており、これで2年連続通算3度目。
これまで日本選手ではマリナーズ在籍時のイチローが2001、2007、2009年の計3度同賞を獲得しており、今回の受賞で大谷はイチローの記録に並んだ。
シルバースラッガー賞は“打撃のベストナイン”とも言われ、日本時間5日には今シーズンの最終候補が選出されていた。日本選手ではカブスの鈴木誠也外野手もノミネートされ、ドジャースは大谷翔平のほか、ファースト部門でフリーマン、キャッチャーでスミス、外野手でテオスカー・ヘルナンデス、ユーティリティでベッツと全球団最多の5選手がノミネート。
日本時間22日のMVP発表までMLBでは様々な賞レースの発表が控えているが、今後の日本選手の受賞動向も注目される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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